■ 参勤交代道路(産山〜波野)コース (2012年10月28日)  戻る

コース全長 8km 所要時間  4.5時間   

早朝は雨でしたので、参加者は少なかったのですが、天気は回復とのことで挙行しました。
今回は参勤交代道路を歩くということで、県境の産山から波野までを企画しました。
水害の被害が心配でしたが、道路は整備修復されており比較的歩きやすい状況でした。
ただ田や畑は相当被害が見受けられました。

 
道の駅からバスで境の松の坂入口まで移動しました。そこから出発です。
昔の石畳が残っており、当時の面影がしのばれます。

 
豪雨で荒れていましたが、関係の方により整備されてきれいに修復されていました。
感謝致します。

 
うっそうとした山の中でひたすら石畳が伸びています。当時の人の苦労がわかりますね。
またこんな場所をよく人は行き来したものです。

 
コケで滑るのを注意しながら進みます。
やがて県境の峠につきました。境の松の木はどこだったのでしょうか
もうないのかもしれませんが、道標だけはありました。

 
一旦戻って波野に向かって下っていきます。
途中、足立家に立ち寄ります。築150年以上の豪商の家です。

 
当主の足立さんから家の説明を受けます。1821年から記録があり、当時の駕籠が保存してありました。
今で言う自家用車ですね。時には病人を担いで移動したこともあったそうで、救急車かわりだったでしょうかね。
 
しばらく舗装道路が続きます。また石畳が出てきて坂道となります。弁天坂という坂道を登ります。

 
途中、日本一のクヌギの木を見に行きました。
樹齢650年という古い木です。
 
途中、むかご、アケビなど秋の収穫をしながらいきますので時間がかかってしまいました。
ヘキ谷の分かれ道で記念撮影をします。

 
15里塚を過ぎ、笹倉お茶屋の横を通って、出発地点の道の駅に戻ってきました。
天気もすっかり回復しています。
秋の色々な草花などを楽しみながらのトレッキングでした。
歴史の説明ができなかったことは反省で、まだまだ勉強が足りません。
いずれ一貫した歴史道の旅を計画したいと思います。

お疲れさまでした。

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