■ 杵島岳 草道再生コース (2012年9月2日)  戻る

コース全長 12km 所要時間  5時間   

7月の豪雨により阿蘇の草原は相当被害を受けました。山肌は無残にも崩壊しているところが
多く痛々しい感じです。しばらくトレッキングを延期していましたが、草原の調査と崩壊した場所
に牧草の種をまくボランティアを募り開催しました。
少しでもこの草原が復元しますよう祈っております。

 
阿蘇駅に集合してバスで山上まで移動します。3日の宮地ー大津間のJR開通の試運転があっていました。
少しずつ復旧の兆しが見えます。
バスの車窓から山肌の崩壊が多々見られました。無残な姿ですね。
 
草千里から杵島岳を目指します。ここの南斜面は被害はあまりないようです。久しぶりの急坂に足取りがおぼつかないです。
向こうの山は烏帽子岳です。
 
杵島岳の山頂に到着です。霧が晴れて火口がよく見えました。山頂をめぐって北側に向かいます。
ところどころ山肌崩壊の跡が見えます。
牧草のたねを撒いて移動します。この種撒きは組合や関係機関の承諾を得て企画しております。
勝手に植物の種を撒くと自然破壊の要因になりますので、絶対外部から持ち込まないようにお願いします。
登山靴の消毒など入山に厳しいところもあり、阿蘇も考慮すべきかもしれませんね。
 
尾根の道はそれほど傷んでいませんが、側面はあちこち崩壊しています。 下方に米塚が見えます。
 
火口が見える場所で記念撮影です。久しぶりの登山ですがみんな元気でした。

 
山の緑がとても綺麗で鮮やかです。よく見ると豪雨の爪痕も見られます。
野焼きのおかげで緑の山の姿を見ることができます。
 
草原での昼食はまた格別です。天気が少し怪しく、雲が低いですね。

 
草花が多く、楽しませてくれます。細葉紗参(サイヨウシャジン)という花で小さいけど可憐な花です。

 
山を下ります。崩れた山肌に牧草のたねを巻きました。早く育って土砂崩れを防いで欲しいですね。
途中で鹿の親子に出くわしましたが、一目散に山を駆け上っていきました。
 
夏と秋の草花が多く咲いています。花畑を歩いているようです。えーと花の名前を忘れました。あまり多くて覚えきれません。
また教えてもらいましょうか。
途中で雨になりましたのでこの辺で。お疲れさまでした。

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